蚊の吸血による痒みや炎症を最小限に食い止めるには、何よりも「刺された直後2〜3分以内の初動対応」が決定打となります。アウトドアや野外活動で即座に実践できる標準的な手順を押さえておく必要があります。
まず、刺された患部の位置を正確に確認し、リムーバーの先端カップ(吸引ノズル)を垂直にしっかりと密着させます。隙間があると空気が漏れて十分な陰圧がかからないため、平らな皮膚面を選んで押し当てることがポイントです。
レバーを引いてピストンを作動させ、陰圧を発生させます。1回の吸引時間は約60秒から90秒を目安にし、過度な長時間放置は避けてください。ピストンを解除すると、患部からごく微量の透明な組織液や血液とともに、蚊の唾液成分が吸い出されます。
吸引が完了した後は、患部を清潔な流水と石鹸でしっかりと洗い流します。唾液成分を物理的に排除した上で、抗ヒスタミン成分やステロイド成分を含む市販の虫刺され薬を薄く塗布すれば、翌日以降にぶり返すしつこい痒みや硬いしこりを大幅に防ぐことができます。