東京都江東区有明に位置する東京ガーデンシアターは、音楽コンサートや演劇、式典など多彩な興行に対応する4層構造のホールです。一般的なアリーナ会場(横浜アリーナや日本武道館など)と比較されることが多いものの、構造設計としてはオペラハウスや大型劇場に近い立体的なすり鉢状レイアウトを採用しています。
東京ガーデンシアターのキャパシティは最大約8,000席。フロア構成は以下の4階層に分かれています。
- アリーナフロア(1階相当):ステージ正面の平土間エリア。臨場感と迫力が最大の特徴。
- バルコニー1(2階相当):アリーナを取り囲む低層スタンド。ステージとの距離感・高さのバランスが最良。
- バルコニー2(3階相当):中層スタンド。会場全体を見渡せるパノラマビューが広がる。
- バルコニー3(4階相当):最上層スタンド。傾斜が最も急で天井近くに位置する。
建築音響・視認性設計の公式データによると、ステージ先端から客席最後列(バルコニー3最後列)までの直線距離は最大約54mに抑えられています。同規模の1万人級アリーナでは最後列まで70〜80mに達することも珍しくないため、空間設計としては「ステージが近く感じられるホール」であることは間違いありません。