元夫の逮捕を受け、南野陽子は2026年11月27日、所属事務所を通じて直筆の署名を添えた離婚発表文をマスコミ各社にFAXで送付しました。
「私事で大変恐縮ですが、このたび離婚いたしました。お互いに今に向き合うために必要な選択であると考え、決断いたしました」
この簡潔ながらも重みのあるメッセージには、長年庇い続けたパートナーへの訣別と、関係者や被害者に対する深い謝罪の念が込められていました。では、なぜ彼女はここまで決定的な事件が起きるまで、12年間もの歳月を費やしてしまったのでしょうか。
二人の間に子どもはいませんでした。晩婚であったことや多忙を極める仕事の兼ね合いもありましたが、子どもの存在が足枷になって離婚できなかったわけではありません。当時の知人や関係者の証言によると、最大の要因は南野陽子の「昭和気質の責任感」と「情の深さ」にありました。彼女は周囲からどれほど反対されても「私が彼を支えなければならない」「世間から悪く言われても、私だけは味方でいてあげたい」と語り、金田氏の言葉を信じようとしていた節がありました。しかし、横領という明白な犯罪によって他者に実被害が出たことで、自身の倫理観としてこれ以上庇うことはできないと判断し、電撃的な離婚届提出へと踏み切ったのです。