心臓へと繋がる太い血管が通っていると信じられてきた薬指(アニバーサリーリング)。長年、左手薬指は結婚やエンゲージメントの独占的な領域だったが、多様化が進む現代ではその文脈にも自由な風が吹いている。
左手薬指が「愛と絆の深化」を意味することに変わりはない。しかし近年では、パートナーシップの証としてだけでなく、自分自身への愛(セルフラブ)の誓いとして上質なリングを左手薬指に贈るスタイルも珍しくなくなった。精神的な安らぎと永続的な幸福を象徴する場所だ。
右手薬指は、創造性の開花や精神の安定をもたらす。アーティストやデザイナーが感性を刺激するために好むポジションであり、心を落ち着かせてリラックスした状態を保ちたいときにも力を貸してくれる。