3月の誕生石は全4種?追加された新宝石の真相と失敗しない選び方

3月の誕生石は全4種?追加された新宝石の真相と失敗しない選び方

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日本のジュエリー史における大きな転換点となったのが、一般社団法人日本ジュエリー協会(JJA)および全国宝石卸商協同組合による公式発表です。従来の誕生石制度は1958年に制定された枠組みを踏襲していましたが、消費者のライフスタイルの多様化や国際的な宝石基準との整合性を図るため、大幅な刷新が行われました。

この改訂において、3月の誕生石として新たに公式追加されたのが「アイオライト(Iolite)」です。これにより、現在の3月の誕生石は以下の全4種類体制となっています。

  • アクアマリン(従来からの代表石)
  • 珊瑚(サンゴ)(日本独自の文化・伝統を反映した有機質宝石)
  • ブラッドストーン(古代から伝わるキリスト教的伝承を持つ碧玉)
  • アイオライト(新たに認定された多色性の菫青石)

なぜ3月にアイオライトが選ばれたのか。宝飾関係者の証言によると、選定の決定打となったのは「海」との深い親和性と「人生の羅針盤」という象徴性にあります。アイオライトは鉱物名を「菫青石(きんせいせき)」と呼び、見る角度によって青紫色から淡い黄色へと表情を変える顕著な多色性(ダイクロイズム)を持ちます。かつて北欧のバイキングが外洋を航海する際、アイオライトを空にかざして偏光を読み取り、太陽の位置を特定したという伝説が残されています。

3月は日本社会において卒業、就職、異動など、人生の大きな分岐点と出航が重なる季節。海を守護するアクアマリンや珊瑚の系譜を継ぎつつ、「進むべき正しい方向を指し示す羅針盤」としての意味合いが、旅立つ人々の守護石として完璧に合致したことが追加理由として記録されています。

山崎 陸
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山崎 陸

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