放流されたアサリを撒いている有料潮干狩り場とは異なり、大洗の海に生息しているのは自生する天然のハマグリです。闇雲に砂浜を掘り返しても見つけることは難しいため、効率的な大洗海岸はまぐり採り方を把握しておく必要があります。
ハマグリはアサリよりも深い場所や、波打ち際の引き波が洗うエリアを好みます。最もおすすめのポイントは、潮が引いた直後の波打ち際や、干潟にできた浅い水たまり(潮だまり)の周辺です。また、砂地が一段高くなっている場所の落ち際(カケアガリ)にも潜んでいる傾向があります。
貝を見つけるコツは、熊手を深く突き刺すのではなく、深さ5cm〜10cmほどの表層を横に広く削るように掘り進めることです。熊手の先が「カチッ」と硬い殻に当たる感触があれば、そこを手で優しく掘り起こします。また、波打ち際に立ち、足の裏で砂をグリグリと踏み込みながら足裏の感覚で探る「足探り」も、ベテランが実践する有効なテクニックです。