沖縄旅行の醍醐味といえばエメラルドグリーンの美しい海ですが、2月に訪れる旅行者が最も疑問に抱くのが「2月の海には入れるのか」という点です。
結論から申し上げると、水着だけで楽しむ一般的な海水浴は不可能です。沖縄県内の主要ビーチ(恩納村のリゾートビーチや那覇の波の上ビーチなど)は、例年11月から3月下旬までを遊泳禁止期間に設定しており、クラゲ防止ネットの撤去や監視員の不在など安全管理が行われていません。
2月の沿岸海水温は約21℃〜22℃で推移しており、年間で最も水温が下がる時期にあたります。大人の適水温(26℃〜28℃)を大きく下回るため、水着のまま海に入れば短時間で低体温症を引き起こす危険性があります。
一方で、マリンアクティビティとしてのダイビングやシュノーケリングは年間を通じてベストな環境が整っています。冬場はプランクトンの発生が抑えられるため海の透明度が年間最高レベル(透視度20〜30m以上)に達し、慶良間諸島周辺ではウミガメとの遭遇率も高まります。厚さ5mm以上のフルスーツや裏起毛のウェットスーツ、フードベストを着用すれば、快適に水中世界を堪能することが可能です。
また、ファミリー層やリゾート気分を味わいたい旅行者には、通年営業のインドア温水プールや屋外加温プールを完備したリゾートホテルの滞在が推奨されます。恩納村の「ハレクラニ沖縄」や「ルネッサンスリゾートオキナワ」、読谷村の「ホテル日航アリビラ」などでは、外気温に関係なく優雅な水泳やスパ体験が楽しめます。