八十島弘行さんを巡るネット上の言説には、事実関係が混同された誤解がいくつか見受けられます。正確な事実関係を把握するために、代表的な3つの誤解を是正します。
第一に、「芸能界を完全引退した」という誤解です。テレビの全国ネット番組での露出が一時期減少したことや、相方の渡米報道が強調されたことで「引退した」と思い込んでいる層が一定数存在します。しかし前述の通り、八十島さんは吉本興業に所属し、舞台や音楽活動を継続しており引退の事実は一切ありません。
第二に、「双極性障害は単なる気分の浮き沈みや甘えである」という誤解です。双極性障害は脳の神経伝達物質の機能異常が関与する医学的な精神疾患であり、本人の根性や気合でコントロールできるものではありません。八十島さんが自身の症状を包み隠さず発信している背景には、こうした世間の偏見を払拭したいという強い願いがあります。
第三に、「2700のネタの著作権や音楽活動が消滅した」という誤解です。「右ひじ左ひじ」をはじめとする数々の名作リズムネタの作詞・作曲・構成は八十島さん自身が手掛けており、現在もイベントやプロデュース現場で形を変えて生き続けています。