「処方通りの量を飲んだのに全く効かない」と感じる場合、薬の強さではなく服用する手順に問題があるケースが多々見受けられます。生理痛薬効かない理由の約8割は、生理痛薬飲むタイミングの遅れに起因しています。
鎮痛成分はプロスタグランジンが「新しく作られるのを防ぐ」薬であり、すでに体内に大量放出されてしまったプロスタグランジンを分解・消去する力はありません。痛みがピークに達し、子宮が激しく収縮してから慌てて飲んでも、効果を実感するまでに長い時間を要してしまいます。「下腹部に重みを感じた」「生理が始まって痛みが出そう」という初期の違和感を覚えた段階で先手を打って飲むことが、劇的な鎮痛効果を得るための鉄則です。
また、生理痛薬を頻繁に飲む人が直面しやすいのが胃痛や胃もたれです。NSAIDsは胃粘膜を保護する成分の生成も同時に阻害してしまう性質があるため、胃腸が弱い方は生理痛市販薬胃に優しい工夫が施された製剤を選ぶべきです。制酸成分(メタケイ酸アルミン酸マグネシウムや酸化マグネシウム)があらかじめ組み合わされた製剤を選ぶか、コップ1杯の十分な水または白湯とともに服用し、空腹時を避ける配慮を徹底してください。