救急医療の最前線を取材すると、日曜日の救命救急センターには「翌日まで待てる軽症者」と「一刻を争う重篤者」が同時に押し寄せ、医療リソースの逼迫が日常化している実態が浮き彫りになります。現場の医師は「軽症であること自体を責めるわけではないが、まずは当番医や相談窓口という適切なフィルターを経由してほしい」と口を揃えます。
「今すぐ救急車を呼ぶべきか」「日曜日やってる内科を探して行くべきか」「月曜日の朝まで様子を見るべきか」の判断に迷った際に頼りになるのが、総務省消防庁が推進する救急安心センター事業(#7119)です。
電話口で「#7119」(非対応エリアでは自治体固有の専用ダイヤルや#8000等の小児相談窓口)をダイヤルすると、看護師や専門の相談員が症状をヒアリングし、医学的見地から緊急性を判定します。緊急性が高ければそのまま119番へ転送され、受診が必要なレベルであれば現時点で受け入れ可能な医療機関の案内を受けることができます。自己判断で迷走する前に、専門窓口を介することが安全確保の最短ルートです。