SNSやネット掲示板で定期的に巻き起こるのが、「大学生の量産型夏服コーデは個性がない」「どこを見ても同じ格好でダサい」という批判的な声です。X(旧Twitter)やTikTokでは、白Tシャツに黒のワイドパンツ、足元はサンダルという組み合わせを揶揄する動画が拡散され、時に炎上状態に発展することもあります。
しかし、編集部が実施した現役大学生150名へのヒアリング調査と街頭インタビュー取材から見えてきた噂の真相は、ネット上の言説とは大きく異なります。
「量産型」と呼ばれるスタイルそのものが嫌悪されているのではなく、酷評されるケースの9割以上は「着用者の体型に合っていない極端なサイズ選び」「首元のヨレや生地のシワといった清潔感の欠如」「マネキンの組み合わせをそのままコピーしただけの無機質さ」に起因しています。実際、周囲からの好感度が高い学生ほど、ベースとなるアイテムはGUやユニクロなどの定番品を着用しつつ、メガネやシルバーアクセサリー、キャップ、あるいはシューズの素材感で独自のアクセントを巧みに加えています。