かつての菜々緒といえば、キリッとした跳ね上げ眉に鋭い目元、どこか人を寄せ付けない圧倒的な「悪女オーラ」が代名詞だった。ハマリ役となった数々のドラマでも、冷徹で美しいキャラクターが強烈なインパクトを残していたことは記憶に新しい。
しかし、近年の彼女が見せる表情は実に柔らかく、包み込むような温かみを帯びている。目元のメイクはナチュラルな抜け感を意識したトーンにシフトし、口元のニュアンスも柔和な印象を与える。時代の潮流に合わせたセルフブランディングのアップデートが、彼女の表情を劇的に塗り替えているのだ。