現在の女性アイドルグループの勢力図は、強固な伝統を誇る坂道グループ、原宿カルチャーを武器に躍進する新鋭レーベル、そしてサバイバルオーディション番組発のグローバルグループによる「三つ巴の戦国時代」に突入しています。
王座を守り続ける坂道シリーズでは、乃木坂46が世代交代を完遂し、櫻坂46は海外フェスでの実績を引っさげて独自のパフォーマンス路線を確立しました。日向坂46もバラエティ力とライブの一体感を武器に盤石の動員力を保っています。一方で、シーンに鮮烈なインパクトを与えているのがアソビシステムの「KAWAII LAB.」です。FRUITS ZIPPERやCANDY TUNEは、日本の「原宿系カワイイ」をアップデートした楽曲と中毒性の高いコレオグラフィーで、ライト層やZ世代の女性ファンを急激に獲得しました。
さらに、『PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS』から誕生したME:IやIS:SUEといったオーディション出身グループは、デビュー当初から高いボーカルスキルとダンスクオリティを提示し、従来のJ-POPアイドルの枠組み組み換えを推し進めています。