世間からの激しい批判を浴びながらも、彼女たちは決して表舞台から消え去ることはなかった。むしろ、その傷跡を隠すことなく晒し続けることで、独自のポジションを築き上げている。
矢口真里は、かつての国民的アイドルとしての栄光から一転、プライベートのトラブルで奈落の底を経験した。一方の遠野なぎこは、自身の複雑な生い立ちや、繰り返されるスピード離婚、そして精神的な葛藤を包み隠さず吐露し続けている。一見すると異なるタイプの二人だが、「自らの弱さや失敗をエンターテインメントに昇華させる」という点において、驚くほど共通した生存戦略を持っている。