2026年のフードトレンドを語る上で欠かせないキーワードが「ウェルネス」と「ナチュラル」だ。ネパール料理は、実は極めて優れた健康食・薬膳食としての側面を持っている。
例えば、発酵高菜のスープ「グンドゥルック」や、ギー(精製バター)で炒めたクミンやターメリックの効いた豆スープ。これらは腸内環境を整え、代謝を高める効果が高いとして、美容や健康に敏感なZ世代やミレニアル世代から絶大な支持を集めている。油分を最小限に抑え、ハーブとスパイスの力で素材の旨味を引き出す調理法は、超高齢化と健康志向が進む日本社会のニーズに極めて自然な形で合致した。