「初心者・ファミリー向け」というパブリックイメージだけでこの場所を評価すると、大きな見落としをすることになる。ゲレンデの奥深くに足を踏み入れると、表情は一変する。
非圧雪のチャレンジコースや、木々の間を縫って滑り降りるツリーランエリアは、降雪直後には極上のパウダースノーで満たされる。最大傾斜32度を誇る壁のような急斜面は、熟練のスキーヤーやスノーボーダーをも怯ませるほどの歯ごたえだ。初級者ゾーンと明確にエリア分けされているため、互いに危険を感じることなく、それぞれのレベルで限界まで楽しめる設計が見事というほかない。