イベント会場の熱気を象徴しているのが、展示・販売される植物の圧倒的な多様性だ。近年高い人気を誇るビカクシダや希少な原種アガベはもちろん、環境負荷を最小限に抑えた有機栽培の切り花や、アップサイクル鉢を用いたエコデザインまで、現代の環境意識を反映したプロダクトがずらりと並ぶ。
「珍しいから買う」という従来のコレクター心理に加え、「地球に優しく、持続可能な形で花を楽しみたい」という消費思考が定着したのも今年の特徴だ。生産者と消費者が直接対話し、その植物がどのようなストーリーを経て手元に届くのかを確認しながら買い求めるシーンが各所で目立った。