かつて南北を分断していた線路が姿を消し、新潟駅周辺の都市構造は劇的に変化した。高架下空間を最大限に活用して誕生した施設群は、新幹線改札からのアクセス時間をほぼゼロに短縮。移動の合間に立ち寄るだけでなく、「わざわざここで過ごす」滞在型の観光スタイルを定着させた。
とりわけ顕著なのが、滞在時間の延伸だ。周辺ホテルとの連携企画や駅ナカでのイベントが年間を通じて開催されており、乗り換えの10分間を埋める場所から、2〜3時間をゆったり費やすスポットへと進化を遂げた。地方都市における駅ビル開発の概念を根本からアップデートしたと言えるだろう。