近年のミリタリーカルチャー人気の高まりや、歴史体験型観光のグローバルなトレンドも手伝い、横須賀のカレー文化は新たな局面を迎えている。2026年現在、海外からのインバウンド客比率は急増しており、日本の独自進化した食文化「洋食」のルーツとして絶大な関心を集めている。
特に注目の動きが、海上自衛隊の現役艦艇で食べられているカレーを再現した「艦めし」との食べ比べ文化の広がりだ。明治時代の海軍カレーという原点と、現代の自衛隊カレーという進化系。新旧の味覚が共存する横須賀の街において、そのすべての「起点」として同店が果たす役割は以前にも増して大きくなっている。