「痩せるために毎日ジムで激しい有酸素運動をしなければ」と意気込む必要はない。実は、ハードな運動によって過度な疲労が溜まると、無意識のうちに日中の活動量が減り、かえって一日の総消費カロリーが下がるというパラドックスが存在する。
鍵を握るのは「NEAT(非運動性熱産生)」だ。家事、通勤での歩行、デスクワーク中の姿勢維持など、特別な運動以外の日常動作で消費されるエネルギーを爆発的に高めるアプローチである。立って作業する時間を1日1時間増やす、一駅分歩く、深呼吸を意識して腹圧を高めるといった毎日の微細な行動の変化が、1ヶ月後に驚くほどの差となって表れる。