信頼できる複数の意識調査をクロス集計すると、生涯を通じて一度も浮気をしない男性の割合は、全体の約6割から7割の間に収まることが分かっている。つまり、裏を返せば約3割から4割の男性が人生のどこかでパートナー以外の異性と一線を越えている計算になる。この数字を「多い」と捉えるか、「少ない」と捉えるかは個人の価値観に委ねられる。
しかし、ここで注目すべきは年齢層による格差だ。20代から30代前半の若い世代においては、一生浮気をしないと誓い、それを実行している割合が上の世代に比べて有意に高い。自由恋愛が謳歌される時代でありながら、若者たちの間で「誠実さ」への回帰が起きているのはなぜなのだろうか。