飲み方のバリエーションも、両者の楽しみ方を大きく分ける要素です。日本酒は、温度帯を変えて楽しむ文化が発達しています。冷やして飲む「冷酒」、常温の「冷や」、そして温める「お燗(おかん)」など、5度から55度付近まで細かく温度を設定することで、香りの開き方や口当たりが劇的に変化します。基本的にはストレートで飲むのが王道です。
焼酎は、割って飲むことで真価を発揮します。度数が高いため、氷を入れる「ロック」、水で割る「水割り」、温かいお湯で香りを立たせる「お湯割り」など、シーンや好みに合わせてアルコール度数を調整できます。最近では、炭酸水で割る「焼酎ハイボール」がすっきりとした食事に合うとして、居酒屋だけでなく家庭の食卓でも定番化しています。