白ひげ、カイドウ、ビッグ・マム、シキといった、後に時代を統べる大海賊たちが一堂に会していた「ロックス海賊団」。個々の圧倒的な武力と凶暴さを兼ね備えたこの集団は、船長ジーベックの「世界の王になる」という一見無謀な野望のもとに束ねられていた。
彼らがゴッドバレーに集結した目的は、天竜人が持ち込んだ莫大な財宝、あるいはその場に存在した超希少な悪魔の実の奪取にあったとされる。しかし、一枚岩とは言い難い野心家たちの集団は、極限状態の中で内部から脆くも崩壊への道を辿ることになる。ジーベックという絶対的な個の死とともに、史上最も凶悪な海賊団は一夜にして散り散りとなった。