では、まっとうなファンがこの過酷な状況で当選を勝ち取るために、できる防衛策はあるのだろうか。現場のコレクターやベテランプレイヤーの間で共通認識となりつつあるのが、「アカウントの信用スコア」を高める作業だ。
例えば大手家電量販店の抽選では、単に会員登録をしているだけのアカウントよりも、過去に一定額以上の購買履歴があるアカウントや、アプリを日常的に開いているアクティブユーザーが優遇される傾向が顕著になっている。抽選のためだけに作られた「捨てアカウント」は、システムの防犯フィルターによって弾かれるリスクが高い。日頃からそのショップで小物を購入したり、ポイントカードを利用したりと、「実在する上客」であることを証明し続ける泥臭い行動こそが、結果として当選率を底上げする隠れた近道なのだ。