大手コンビニ各社も指をくわえて見ているわけではない。しかし、店舗構造とコスト構造の違いが明確な差を生んでいる。第一に「容積あたりのコストパフォーマンス」だ。コンビニ製品がパッケージの工夫でコンパクト化を進める傾向にあるのに対し、トライアルのスイーツはズッシリとした重みとボリューム感を前面に押し出している。
第二に「買い物の心理的ハードル」がある。日用品や生鮮食品の買い物ついでに購入できるため、わざわざスイーツだけを買いに行くような罪悪感が薄れる点も強い。第三に、店舗ごとの回転率の速さだ。24時間営業のメガストアという圧倒的な客数背景があるからこそ、常に新鮮な生菓子が店頭に供給され続ける循環が完成している。