ジェンダー観のアップデートも、このイベントのあり方を根本から変えつつある。多様性やSOGI(性自認および性的指向)に関する教育を受けてきたZ世代が親になる時代を迎え、「生まれた時点での解剖学的性別を過剰にお祝いすること」へ疑問の声を上げる人も増えてきた。
そのため、性別の決定を過剰に強調するのではなく、「無事に育っていることを祝う」「新しい家族を迎える準備を始める」という「ベビーウェルカム」の意味合いを強める家庭が増加している。ピンクとブルーという極端な二項対立のカラーリングを避け、ナチュラルなベージュやグリーン、イエローを基調とした装飾が好まれるようになったのも、こうした意識の変化を象徴している。