かつては過去の害虫と考えられていたトコジラミですが、2026年代半ばを過ぎた現在もその勢いは衰えていません。最大の理由は、従来の殺虫剤(ピレスロイド系)が効かない「スーパートコジラミ」の定着です。海外からの旅行者だけでなく、国内の移動や古着・中古家具の売買、配送荷物のダンボールを経由して、気付かぬうちに自宅へ持ち込まれるケースが急増しています。
特に危険なのが、暗くて狭い隙間を好む彼らの習性です。ベッドのマットレスの縫い目、ヘッドボードの裏、カーテンのひだ、さらにはコンセントカバーの内部に潜み、人間が寝静まった深夜に這い出して吸血します。自分が被害に遭うまで存在に気づきにくいため、発見した時にはすでに部屋全体に繁殖しているケースも珍しくありません。