街中で「Hola」と言った後、現地の人々は間髪入れずに次の言葉を続けてくる。「¿Qué tal?(ケ・タル?)」や「¿Cómo estás?(コモ・エスタス?)」だ。「調子はどう?」を意味するこの追加フレーズがあって初めて、スペイン語の挨拶は完成する。
親しい友人同士なら「¿Qué pasa?(ケ・パサ?)」や、メキシコなどでよく使われる「¿Qué onda?(ケ・オンダ?)」といったラフな表現も飛び交う。要するに、「こんにちは」は単なる合図ではなく、相手の状態を気遣うコミュニケーションのスターターピストルなのだ。
挨拶に添えられる身体言語(ボディランゲージ)も重要だ。握手を交わすこともあれば、親しい間柄なら両頬に軽くキスを交わす「Dos besos(ドス・ベソス)」の習慣もある。完璧な発音を目指す必要はない。大切なのは目を見て、笑顔で、オープンな態度を示すことだ。