一歩ロビーに足を踏み入れると、一転してそこは最先端都市のフロントラインだ。アリババの本拠地として知られる杭州だからこそ実現できたデジタル体験が、ゲストの日常を劇的に変えている。
チェックインはパスポートをかざし、顔認証を行うだけで完了。所要時間はほんの数十秒だ。部屋の鍵すら持ち歩く必要はない。エレベーターから客室のドアまで、顔パスひとつでスムーズに開く。夜中にミネラルウォーターやアメニティをスマホから頼めば、数分後には円筒型の自律走行ロボットがドアの前で可愛らしく待機している。非対面でありながら妙に愛おしいこのサービスは、一度体験すると病みつきになる。