コンクリート打ちっぱなしのエントランスを進むと、突如としてあらわれる緑豊かな庭。ガラス張りの店内からは、四季折々に表情を変える樹々を臨むことができる。建築デザインとしても評価が高いこの空間は、自然光の入り方、座席同士の間隔、視線の抜け感まで、すべてが緻密に計算されている。
天気の良い日には、テラス席で風を感じながら過ごすのが格別だ。木漏れ日がテーブルの上に揺れ、葉擦れの音が心地よく響く。隣の席の会話も気にならない絶妙なディスタンスが保たれており、大切な人とのデートはもちろん、ひとりで思索にふける時間にも最適だ。都会の真ん中にいながら、森の中のヴィラに招かれたかのようなリゾート感。この空間の居心地の良さこそが、リピーターを惹きつけて離さない最大の理由だろう。