スタジオのモニターの前だけに留まらないアクティブな姿勢も、彼女の大きな特徴だ。各地の被災地や防災の現場に自ら足を運び、地域ごとの地形的特性や避難行動の課題を肌で感じ取ってきた経験が、解説の説得力をいっそう確固たるものにしている。
日本全国、地域によって直面する自然災害のリスクは大きく異なる。土砂災害に警戒すべき山間部もあれば、高潮や河川の氾濫に注意が必要な低地もある。現場で得た生きた知見を背景に語られる言葉は、抽象的な注意喚起とは一線を画し、聞く者の記憶に深く刻み込まれる。地域の防災力を高めるための講演活動やワークショップなど、メディアの枠を超えた取り組みに対しても高い評価が集まっている。