「残り1周の鐘が鳴ったとき、足にまだ余力が残っている感覚がある」——実業団で5000mの最前線を走るベテランランナーはそう証言する。長距離レース終盤の劇的なペースアップにおいて、乳酸が溜まった脚をどれだけ動かせるかは勝負の分かれ目だ。疲労が蓄積したラスト1マイルでも、フォームの崩れを最小限に抑えてくれるサポート性能が光る。
特にレース終盤の切り替えしにおいて、地面を無理に蹴り込まずとも前へ押し出されるフィーリングが得られる。空気抵抗を徹底的に削ぎ落としたアッパー構造と相まって、ラストスパートにおける加速感は過去のどのスパイクとも一線を画す。