単に弦を押さえて弾くだけでは、ギターらしい表情豊かな演奏は生まれない。TAB譜には、ギター特有のテクニックを示す様々な記号が散りばめられている。これらを見落とすと、平坦で退屈な演奏になってしまう。
代表的な記号として、音を滑らかにつなぐ「H(ハンマリング・オン)」や「P(プルオフ)」、音程を無段階で変化させる「CまたはCho(チョーキング)」、弦を滑らせる「S(スライド)」などがある。これらの記号が音符と音符の間にどう配置されているかを読み解くことで、曲の持つダイナミクスや感情表現を再現できるようになるのだ。