グルメたちの関心は、すでに「単なるスナック」の域を超えている。今、製法として注目を集めているのが、古代メソアメリカから続く伝統技法「ニシュタマライゼーション(アルカリ処理)」だ。
トウモロコシを石灰水で煮込むこの工程により、栄養価が高まるだけでなく、独特の芳醇な風味と独特のクリスピー感が生まれる。都内のマイクロブルワリーやクラフトスナックブランドは、この工程を自社工房に取り入れ、大量生産品とは一線を画す「クラフト・チップス」を次々と投入。一口食べればわかる圧倒的な香りの違いが、リピーターを増やし続けている。