交通需要の平準化を目指し、NEXCO中日本などが導入を推進してきたロードプライシング(時間帯別変動料金制)。混雑が予想される特定の休日やピーク時間帯の通行料金を値上げし、深夜や早朝の割引幅を広げる試みだ。
この施策により、一部のドライバーが出発時間を深夜帯や早朝へシフトさせる動きが確実に増えた。一方で、物流業界からは「荷受け側の都合上、時間変更には限界がある」との悲鳴も上がる。料金差だけで数万台の車流を完全にコントロールするのは難しく、料金変動の狭間となる時間帯に新たな「駆け込み渋滞」が発生するなど、運用上の課題も浮き彫りになっている。