この甘味料のルーツを探ると、メキシコの広大な乾燥地帯にたどり着く。アガベは、メキシコの伝統的なお酒である「テキーラ」の原料としても有名な植物だ。なかでも最高品質とされる「ブルーアガベ(竜舌蘭)」の株(ピニャと呼ばれる巨大な根元部分)から搾り取った樹液が、シロップのベースとなる。
過酷な砂漠環境を生き抜くためにアガベが蓄え込んだ栄養素は、数年かけてじっくりと熟成される。古代アステカ文明の時代から「神々の飲み物」として珍重されてきた歴史を持ち、現代のテクノロジーと融合することで、安全で高品質なオーガニックシロップとして世界中に輸出されているのだ。