潔の最初の相棒であり、自由奔放なドリブルで相手を翻弄する蜂楽廻。内に潜む「かいぶつ」に従ってプレイする彼の魅力は、無邪気な笑顔の裏に潜む常人離れした狂気にある。この独特な空気感をリアルな人間として表現するのは容易ではない。
ここで名前が挙がるのが、中性的な魅力と唯一無二の存在感を放つ板垣李光人だ。繊細な表情変化と軽やかな佇まいは、蜂楽のトリックスター的な側面に完璧に合致する。また、高橋文哉が見せる無邪気なアプローチや、ダンス経験を持つ若手俳優たちのフィジカルな表現力にも注目が集まる。アクロバティックなドリブルシーンをどこまで自分の肉体で魅せられるか、俳優自身の身体能力も問われる激戦区だ。