近年、ネット上で観測される中傷行為は非常に多様化かつ悪質化している。なにわ男子のメンバーを標的にした書き込みにおいても、具体的な被害のパターンは多岐にわたる。最も頻繁に見られるのは、メンバーの容姿や歌唱力、演技力に対する度を超えた誹謗中傷や、性格や人間性を否定する差別的な言動だ。匿名アカウントの影に隠れた投稿者は、倫理的な制約を完全に無視した言葉遣いで攻撃を繰り返す。
さらに深刻なのは、実生活や仕事関係における根拠のない不祥事のデマ拡散である。特定の共演者や知人との不適切な関係を口実にした捏造エピソードが、真実であるかのように装ってネット上に投稿されるケースが後を絶たない。一度拡散されたデマは、たとえ事実無根であっても検索エンジンのサジェスト機能やSNSのトレンド欄に残存し続け、タレントのタレント生命やイメージを長期にわたって傷つけ続ける。