スクリーン越しに漂う存在感が、かつての「てれび戦士」の枠を完全に超えている。主演作が相次ぐ若手女優をはじめ、深夜ドラマで癖のある役柄を演じ切る若手俳優など、作品のクレジットに元メンバーの名前を見かけない日はない。子役特有の「器用さ」にとどまらない。人間の生々しい感情を表現する演技力は、一体どこで培われたのか。
答えは明快だ。『hello,』時代のドラマパートにあった。日常と非現実を行き来する過酷な設定のなかで、毎週のように求められた即興性と集中力。あれこそが最高の実践カリキュラムだったのだ。現場の監督たちも「度胸がまるで違う」と口をそろえる。舞台挨拶での佇まいにも、どこか腹の据わったオーラが漂う。