仙台の気候を語る上で欠かせない冷涼な東風「やませ」の性質も変わりつつある。従来の湿気を帯んだひんやりとした風だけでなく、太平洋の海水温上昇に伴い、湿度が極めて高く不快指数の高い風へと変質する場面が増えた。
さらに、前日の最高気温が30度を超えた翌日に、寒冷な空気が流れ込んで18度まで急落するといった激しい寒暖差が頻発。自律神経の乱れによる頭痛や倦怠感、いわゆる「気候病」を訴える市民がクリニックへ駆け込むケースが増加している。医療現場では、気圧や湿度の急変動を事前に察知し、体調管理に役立てるデジタルヘルスケアの活用を強く推奨している。