投手の障害予防を目的とした球数制限ルールは、今や試合の勝敗を直接左右する最重要ファクターとなっている。どんなに絶対的な大エースであっても、1人で大会を投げ抜くことは不可能に近い。そのため、2番手・3番手投手のクオリティと、監督の継投タイミングがチームの命運を握る。
勝負どころでの思い切った投手交代や、左打者・右打者の相性に応じたワンポイント起用など、ベンチの采配スピードが試される場面が増加した。主戦投手の登板間隔をいかに空け、疲労がピークに達する準決勝・決勝へ向けてフレッシュな状態で繋げるか。選手たちの技術だけでなく、データに基づいた監督・コーチ陣の頭脳戦が繰り広げられている。