一方、北部に位置する飛騨エリアへ足を伸ばすと、気候の表情は一変する。世界遺産・白川郷や飛騨高山の歴史的街並みを訪れる旅行者を困惑させているのが、2026年に入って激増している「超局地的な大雨」だ。
山間部特有の上昇気流により、午前中は雲ひとつない快晴であっても、午後2時を過ぎた途端に黒い雨雲が押し寄せる。わずか20分〜30分で道路が冠水するほどの激しい雨に見舞われ、山をひとつ隔てた隣町では陽が差しているという極端な現象が日常茶飯事となっている。飛騨での散策やアウトドアには、従来以上にきめ細やかな雨雲レーダーのチェックが欠かせない。