アーケード街「オゾネモール(OZモール)」から一本路地に入ると、時間の流れがガラリと変わる。昭和の面影を色濃く残す木造のバラック風建築、年季の入った短冊メニュー、そして立ち飲みスタイルの「せんべろ」店がひしめく。1000円札1枚で串揚げ3本と生ビールが楽しめるような、昔ながらの心意気が今も息づいている。
一方で、2026年の現在、こうしたレトロな空間をリノベーションしたナチュラルワインの立ち飲みスタンドや、自家製レモンサワーの専門店も急増中だ。古き良き酒場文化の骨組みを残しながら、感度の高い若者や女性客を取り込む新しい波が、大曽根の路地裏をいっそう面白くしている。