ドラッグストアの店頭に並ぶ1,000円前後の製品と、Web専売で3,000〜5,000円台で販売される高機能品には、明確な成分構造の格差が存在します。購入時の判断基準として押さえるべきは、ベースとなる洗浄成分(界面活性剤)のグレードと染料の配合濃度です。
安価な市販製品の多くは、ラウレス硫酸Naなどの高級アルコール系洗浄成分を主体としています。泡立ちが良く皮脂を強力に落とせるメリットがある反面、洗浄力が強すぎるあまり「付着させた染料まで毎日の洗髪で一緒に洗い流してしまう」というジレンマを抱えています。そのため、色持ちのキープ力が弱く、染まりを実感するまでに時間を要する傾向があります。
一方、通販専売の高価格帯製品は、ココイルグルタミン酸TEAやラウロイルメチルアラニンNaといった高品質なアミノ酸系洗浄成分を採用しています。マイルドな泡立ちで毛髪への摩擦ダメージを最小限に抑え、定着させた染料の流出を防ぎます。さらに、ヘマチンやケラチンなどの毛髪補修成分、各種ボタニカルエキスが高濃度にブレンドされており、染毛と同時に本格的なエイジングスカルプケアを両立できる点が価格差の正体です。