小澤美里という人物の底知れぬ魅力が、この熱愛報道をきっかけに広く一般層へ浸透していったのは皮肉であり、同時に必然でもあった。小柄で愛くるしい容姿を持ちながら、独自のファッションセンスと徹底したセルフプロデュース能力でファンを魅了していた彼女。その後も著名人との親交が次々と話題にのぼり、いつしか彼女には「モテ女の代名詞」というラベルが貼られるようになる。
だが、単なる浮名で終わらないのが彼女の真骨頂だった。自らのコスメブランドやアパレル事業を立ち上げ、実業家としての足場を鮮やかに固めていったのだ。「有名人の恋人」という枠組みを軽々と飛び越え、自立したプロデューサーとしての生き方を提示し続けた結果、現在でも彼女の発信は多くの女性にとって欠かせないバイブルであり続けている。