数字上の気温だけを見て服を選ぶと、外出先で思わぬ後悔をすることが増えています。現在の東京はヒートアイランド現象と局地的な気象変動が複雑に絡み合い、高層ビル群の足元では強い風が吹く一方、混雑する駅構内では湿気がこもり熱気が充満するという独特のミクロ気候が形成されているからです。
特に春先や秋口の寒暖差は著しく、日中はシャツ1枚で過ごせるほど暖かいのに、陽が落ちたとたんに北風が吹きすさんで真冬並みの冷え込みに襲われることも珍しくありません。体感温度は湿度や風速で3〜5度も容易に上下するため、天気予報をチェックする際は「最高・最低気温の差」と「風速」への目配りが欠かせない時代になりました。