2026年、日本の共働き率は過去最高を更新し続けている。仕事と育児の板挟みにあい、常に時間に追われる親たちの罪悪感をどう軽減するか。園の取り組みは教育の枠組みを越え、保護者のライフスタイル支援にまで及んでいる。
管理栄養士が手掛ける夕食のテイクアウト用お惣菜サービスや、突発的な残業に対応するオンデマンド延長保育システム。さらに園舎の一角には、保護者が仕事を持ち込めるワークスペースまで完備されている。
「仕事の合間にふと窓の外を見ると、我が子が弾けるような笑顔で走っている。それを見るだけで、胸の奥にあった重荷がすっと消えるんです」。利用する30代の父親は、安堵の表情を浮かべながらそう話してくれた。