キャンパスを歩いていて目を見張るのは、文系学科の学生たちがパソコンに向かい、当たり前のようにAIツールやデータ分析ソフトを使いこなす光景だ。2026年度から全面的に始動した新カリキュラムでは、文系・理系の垣根を取り払い、すべての学生が実践的なデジタルスキルを習得する必修プログラムが組み込まれた。
プログラミングの基礎から、生成AIを活用したビジネスプラン策定、地域課題のデータ分析に至るまで、講義の内容は実に実践的だ。講義室を覗くと、文学部や生活科学部の学生たちが「この地域の購買データをどう解析して新商品を提案するか」を白熱した議論で戦わせている。テクノロジーを身近な道具として使いこなし、社会の課題を解決する手段に変えていく。これまでの「文系女子教育」の概念は、ここには存在しない。