1994年、ファッション誌『JJ』のモデルとしてキャリアをスタートさせた彼女は、瞬く間にテレビバラエティの寵児となった。当時のテレビ界は、まだ男性優位の空気が強く残る時代。その中で、彼女が放つ「うのね〜」という独特の鼻にかかった声と、大御所芸能人に対しても物怖じしないタメ口は、視聴者に強烈なインパクトを与えた。
生意気だ、失礼だという批判は当然のように巻き起こった。しかし、彼女の態度は計算されたキャラクターではなく、本質的な「素」だった。クラシックバレエで培われた圧倒的な姿勢の美しさと、育ちの良さからくる隠しきれない気品。それが、単なる「おバカタレント」で終わらせない不思議な説得力を生んでいたのだ。