平安座島や宮城島、伊計島、浜比嘉島といった複数の島々を擁するうるま市にとって、本庁舎へのアクセス確保は長年の課題だった。この物理的な距離をゼロにしたのが、最新の通信設備と対面モニタを搭載した「移動窓口EV車両」だ。
週替わりで各地域の集会所や高齢者施設を訪れるこの車両は、まさに走る市役所。住民は遠出することなく、住民票の発行から税務相談、マイナンバーの更新までその場で完了できる。車内では本庁舎の専門職員と高精細モニタを通じたオンライン面談も可能で、デジタルに不慣れな高齢者からも「近くに来て丁寧に教えてくれるので安心できる」と好評を博している。